ふるさと納税

ふるさと納税の限度額の調べ方。控除の上限額はいくら?

2017/11/30

返礼品が貰えるとてもお得な納税「ふるさと納税」ですが、年収や家族構成によってご自身が納税で税金を控除できる限度額が決まります。
ご自身の限度額を把握し、お得なふるさと納税ライフを過ごしましょう!

ふるさと納税の限度額とは?

そもそも「ふるさと納税」とは、本来ご自身が住んでいる地域に納める税金を他の地域に納めるものです。
全額ふるさと納税に当てる事はできず、その税金の20%までを「ふるさと納税」に当てる事ができますので、本来納めていた金額の20%までがふるさと納税の対象とする事が出来る限度額となります。

20%以上をオーバーしてふるさと納税をする事もできますが、オーバーした分は単純に損でしかないというわけです。

つまり、ふるさと納税を行うにはまずご自身の限度額を知っておく必要があるという事なんですね。

  • ふるさと納税の限度額:自己負担が2,000円以内で納める事が出来る納税額の事

限度額の計算式は?

控除が受けられる寄付の上限金額の計算式は下記の通りです。

  • (市区町村民税の税額控除前所得割額+都道府県民税の税額控除前所得割額)×0.2=おおよその限度額

こちらの数値の調べ方は今年度の「市区町村民税・都道府県民税 特別徴収税額の通知書」をご用意ください。
会社員の方であれば6月の給与明細と一緒にもらっていると思います。自営業の人にも6月ごろに配布されているようです。

その紙を探し出すのが面倒だなという方もご安心ください。年収と家族構成からでもおおまかな限度額が推定する事が可能です。

年収や家族構成でおおよその限度額がわかる!

住民税や所得税が年収・家族構成で金額が決まるように、ふるさと納税もこの要素(主に年収)でふるさと納税の限度額が決まります。
独身の人で見てみると年収300万円の人で2万8,000円、年収600万円で7万7,000円、年収1,000万円の人で17万7,000円の納税が可能です。

ふるさとチョイス発行「ふるさと納税ガイド」より

もっと細かくご自身の限度額を知りたいという人の為に、各サービスサイトではシミュレーションを提供してしていますので、実際に納税される前にチェックしましょう。

下のリンクから限度額シミュレーションを使ってみましょう。

ちなみに、限度額を超えてしまっても大丈夫?

もし、超えてしまったらどうなるんだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、限度額を超える事自体は問題御座いません。
その場合は純粋な寄付として取り扱われるような形ですね。

災害地への寄付などの目的があれば良いですが、そうでない方は限度額をしっかりと把握した上で納税される事をオススメします。

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